ボクはいつも、言っていることがあります。
何度も言っていることですから、しつこいよ。
そう思う人もいるかもしれませんが、大切なことなので、繰り返し言います。
「新規顧客より既存顧客を死ぬほど大切にしよう!」
これは、ビジネスにおいてすごく重要な概念です。
今日のセミナーで、あらためてその重要性を認識しました。
ボクの話もそうですが、ふたりのゲスト講師のお話しも、やっぱり「関係性」が大事なんだということです。
売上が上がらなくなると
ついつい新規のお客さまにばかり目が行きがちです。
でも、既存のお客さまを大切にしたほうが売上は上がります。
既存のお客さまのほうが買ってもらいやすいのです。
なぜかといえば、既存のお客さまは、一度は皆さんの会社に興味をもったお客さまだからです。
一度は皆さんの商品に興味をもったお客さまだからです。
すごくカンタンな話ですが、ちょっと考えてみてください。
あなたはレコード会社の宣伝マンだとします。
今年8月に発売された矢沢永吉の新譜CDアルバム『LastSong』をイベント会場で売らなければなりません。
イベント会場の候補は二つあり、そのどちらで売るかを決める責任者があなたです。
イベントの参加人数と内容を吟味して、どちらで売るか決めなければなりません。
あなたのミッションは、できるだけ多くの矢沢永吉のアルバム『LastSong』を売ることです。
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一つ目のイベント会場は埼玉県のさいたまスタジアム。
確実に6万人が集まります。
イベント内容は、サッカーの鹿島アントラーズ対浦和レッズ戦。
ナビスコカップの決勝です。
もう一つのイベント会場は、東京の九段下にある東京武道館。
参加人員は1万人です。
さいたまスタジアムの6分の1です。
イベントの内容は、『矢沢永吉のコンサート』です。
あなたならどっちで売りますか? (笑)
絶対に武道館で売りますよね。
どう考えても・・・、素人が考えても、そっちのほうが売れるに決まっています。
当然です。
それは、1万人しかいなくても、その全員が矢沢永吉に関心がある人だからです。
浦和レッズのファンの中にも、矢沢永吉のファンはいるかもしれません。
でも、その日はサッカーを見に来るわけです。
矢沢永吉のCDは買いません。
関心のある人に関心のある商品を売る。それが一番カンタンな方法です。
既存のお客さまは、一度はあなたの商品に関心を持った人です。
あるいは、一度は皆さんのお店に買いに来た人。
一度は皆さんの会社と取引した人です。
あるいは、一度は皆さんのお店に買いに来た人。
一度は皆さんの会社と取引した人です。
かつて一度は関心をもってくれた人なのです。
その人にもう一度「買ってください」というほうがカンタンです。
だから、新規顧客を目指すよりも、まず既存顧客を大切にして、その次に新規顧客を考えるほうがいいのです。
だから、新規顧客を目指すよりも、まず既存顧客を大切にして、その次に新規顧客を考えるほうがいいのです。
売上や集客が減ってきたなと思ったら、まず顧客名簿を出して、その人たちにアプローチすることです。
お手紙を書いたり、ご挨拶をするだけでも、ちがいが出てきます。
新規顧客より既存顧客を死ぬほど大切にしましょう。
それがビジネスの真理です。
先生きょうもありがとう。損得勘定ばかりのマーケティングでは未来が見えない。
希望が持てなくなってきています。関係性の構築、頑張りましょう。
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