東京大学素粒子物理国際研究センター・駒宮幸男センター長
素粒子と宇宙
これ以上は分けられない素粒子と思われていた陽子と中性子は、さらに小さい粒のクォークでできていることがわかった。アップクォーク(uクォーク)、ダウンクォーク(dクォーク)の2種類があり、これと電子で、私たちの周りの物質はできている。 物質は分子でできている。たとえば水の分子は、酸素の原子に水素の原子が二つくっついてできている。そして原子の中心には、陽子と中性子でできた原子核があり、その周りを電子が回っている。
ヒッグス粒子の発見は、ノーベル賞を受賞した南部陽一郎 博士らの「標準理論」と呼ばれる数式が、全ての物質を書 き表す数式であるということを証明するものであった。こ の世界は、波動でできていることを証明した数式!
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