2013年8月6日火曜日





【今日の宙(そら)模様】

”月齢28.8 晦日月 旧暦:夏越の大祓”

明日7日、朝6時51分、しし座で新月を迎えます。
また、今日は旧暦では夏越の大祓(おおはらえ)。
一年の前半が終わり、明日から後半です。

これまでの穢れ(汚れ)をはらうために
神社などへお参りに行くのもおすすめです。

明日は立秋でもありますね。
まだまだ暑い日もあるでしょうが
夏を見送り、秋を迎える準備をしていきます。


今日のそらは、結び合いのそら。

空間は、少しずつ新月のゲートが開いていますが
その速度はとてもゆっくりです。

こうして、扉がゆっくりと開くときは
新しい空間の質量が大きい場合です。

一気に開けると質量差の影響が出やすいため
ゆっくりと開きながら空間をなじませていきます。


空間は、最後の作業をしています。

次の成長段階を迎えたわたしたちを
新しい空間に結びつけるように
空間と空間を結び合う作業です。

新しい空間の質量が大きいこと
慎重に時間をかけて結びつける作業をしていること

ここから先のわたしたちの成長が
とても急速で大きいことが伺えます。


ここまでは、かなりゆっくり進んできましたが
このゲートが完全に開くとスピード感がありそうです。
ゲートは全開までに11日ごろまでかかりそうです。

12日のペルセウス流星群極大を迎え
全開の合図となるでしょう。


この先、新しい時代がどんどん構築されていきます。



このところずっと言い続けてきました。

「自分の人生を生きる」と決めること。


どうぞ、あなたの魅力を発揮することを決めてください。

おそれず
躊躇(ちゅうちょ)せず
出し惜しみなく


明日のしし座の新月は、
そのためのパワーをもたらしてくれます。


今日はしし座の物語をご紹介します。



ギリシャ神話の英雄ヘラクレス。

全知全能の神ゼウスと人間の間に生まれたヘラクレス。
ゼウスの本妻ヘーラの憎しみの対象となり
ヘーラから送り込まれた「狂気」により
自分の家族を殺してしまいます。


その罪を償うためにヘラクレスは
自分が座するはずだった王のもとで
難行を果たします。


そのひとつに
「不死身の人食い化け獅子退治」がありました。

村人、旅人を喰らう不死身の化け獅子。

その怪力を誇るヘラクレスですが
この化け獅子との闘いは、
大変な苦戦を強いられました。


化け獅子の皮膚は鋼鉄のようで
矢も剣も役に立ちません。

こん棒で化け獅子の頭を殴っても
折れたのは、こん棒の方・・・。

結局、ヘラクレスは、
素手で化け獅子と闘うことになります。

格闘の末、
三日三晩化け獅子の首を絞め続けて
化け獅子の息の根を止め
困っていた村人に喜ばれました。

ゼウスは、ヘラクレスのその功績をたたえ、
記念にこの化け獅子を天にあげたのがしし座です。




しし座の象徴するものには
「栄光」「輝き」「不屈の精神」があり
そこには、とても強いパワーがありますが

そのパワーは、どこから来たものでしょうか?



その栄光や輝きは
最初からあったものではありません。


家族を自らの手で殺したという
耐え難い罪深さを受け容れ

自らの罪を償うためになら
プライドもすべてを捨てて
なんでもするという捨て身の姿勢。

そして、その目の前の敵を倒すために
慎重かつ根気強く挑む不屈の精神。


目の前の不死身の敵とは自分自身に他なりません。



その結果が「栄光」につながったのです。

しし座は、そのことをよく知っています。


しし座は、輝きが
数々の困難、試練を乗り越えた上に
光り輝くことを教えてくれます。

そして、その輝きの上に居続けるためには
「決める」こと根気強さがいることも
教えてくれています。


自分自身の輝きを手に入れ
なお
その輝きの上に居続けることは
簡単なことではありません。


自分の人生を生きることを決めて
そのうえで輝き続けること。



そのためには、どんな苦難も乗り越えようとする
「プライド(誇り)」があります。


プライドの高さもしし座の象徴するところですが
そのプライドとは、

「自分の輝きを生きる」ためのプライドです。




自分が自分らしく輝き続けること。


そして、そのことが、まわりの人も幸せにすることを
表しているのがしし座の物語なのです。





どうぞ、あなたの魅力を発揮するときが来ました。
そのための準備は、十分にされています。

明日の新月は、しし座のパワーを
いっぱいもらってくださいね。





新月の願い事については、
明日の朝、お届けいたします。

どうぞ、よい新月をお迎えください。


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