2016年7月25日月曜日

アダム・スミスの経済理論の中枢“神の見えざる手”=需要供給の法則は、ニュートンの動的作用反作用の法則 F1 * v1 = – F2 * v2 即ち、大きさと方向性まで定義された哲学的意味の因果律に照らして、vを或る商品の個数、Fを各商品の値段、左辺を供給側、右辺を需要側として市場に於ける取引をシミュレートすると、供給者が売れると予期した個数v1よりも実際の需要v2が少ない場合には値段F2まで供給者が付けた値段F1より下落してしまい、供給者が売れると予期した個数v1よりも実際の需要v2が多かった場合には値段F2まで供給者が付けた値段F1より上がってしまい、決して等号が成り立たず左辺が又は右辺が圧倒的に大きくなり、決して等価交換が成り立たず(最も値動きが自由なマーケットで有れば有る程、等価交換が成り立たない)、つまり因果律を業と踏み外すように造られているために、貨幣に基づく市場での取引に参加する人達は、その道義心まで、道義心の中枢まで、物質的打算に浸食され、精神的に堕落する。

つまり、貨幣に基づく需要供給の法則=“神の見えざる手”自体が、諸悪の根源である。





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