2013年7月7日日曜日







■「関係性」が消費の動機になる

何度も言っていることですが、大切なことなので、くどいようですがまた書きます。

新規顧客より既存顧客を死ぬほど大切にしよう!

売上が下がってくると、新規のお客さんばかりに目を向けがちです。
でも、ホントは既存顧客を大切にしていくことが、とっても重要なのです。
 
ボクらの大先輩たちは、常にそうやっていました。
江戸時代の商人はおなじみさんを大切にする、ということをずっとやっていた。
商売において普遍的なコトです。
 
既存顧客を大切にしていくと新規顧客も増えていきますよ、基本的に。

ちょっと考えてみてくださいね。
あなたのお気に入りの飲食店があったとします。
すし屋でもいいし、バーでもいいです。




お気に入りのバーとかありますよね


あなたは、すごく気に入っていて、何度も通っています。
そのお店の人は、自分のことを大切にしてくれて、特別なサービスだってしてくれます。

そういうお店があったら、あなたは、そのお店に友達を連れて行きますよね。
友達を連れて行って「この店、すごくいいんだよ」って紹介しますよね。
そして、そういう場合は、そのお店が好きになりそうな友達を連れて行く。

そこのお店が嫌いだろうな、という友達は、絶対に連れて行きません。
たとえばその店が「ベトナム料理」の店だとします。
その店に、親友の杉山くんを連れて行くとします。
杉山くんが、ベトナム料理を食べられない人だったら?
連れて行きませんよね。
どんなに親友でも連れて行かない。
でも杉山くんが、ベトナム料理が好きな人だったら、連れて行くのです。

これを、お店の側から考えてみると、既存顧客が、自分の店を気に入りそうなお客さんを、新しく連れて来てくれるということです。
だから既存顧客を大切にしていると新規のお客さんが増えることになるのです。
 
最初に、既存顧客に目を向けるべきです。
新規顧客に売るよりも既存顧客に売ったほうが、絶対に売れますよ、確実に。
既存顧客は、少なくとも一度は、あなたのお店や会社に関心を持ってくれたお客さんです。
 
関心を持ってくれたお客さんに売るほうが売りやすいのです。






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