2013年1月26日土曜日







やる気「意欲」と脳の関係、やる気を起こさせるための説明!

やる気「意欲」は、ヒトの脳が生み出す感覚でもあります

自己が取り組む対象が好きか嫌いかでもやる気は半減してしまいます。

ヒトの脳では、視床下部という部分の脳細胞が関わっております、やる気の信号は海馬

(記憶を司る)と扁桃核(感情を司る)に伝えられ、そして、海馬では記憶を辿り、その目的などを考え、扁桃核で好き嫌いなどの判断をする「意欲」となります。

A-10神経(神経の束)が脳幹部から前頭連合野へと繋がっていて、創造的活動と快感が連動されます。

格脳部位の解説!

扁桃核→好き嫌いや、心地よいなどの快感や不快など本能的な感情に関わっている。アーモンド状の形をしている。

※脳下垂体→視床下部の指令を受けて全身に向けて様々なホルモンが分泌され、体温、心拍など自律神経に指令を出している。


※側座核→やる気の脳ともいわれ、ここから脳の様々な部分にやる気の指令(覚醒の信号)が送られる。


※前頭連合野→意思、思考や創造的活動を生み出す。


※海馬→楽しかったことや悲しかった記憶を蓄えておく部分、タツノオトシゴに形が似ているのでこの名前が付いた

※視床下部→甲状腺刺激ホルモンの放出、(TRH)が分泌される場所の一つ、食欲や睡眠など自律神経を司る。


ヒトの精神はA-10神経に関わっており、記憶力、創造性なども私達の脳が希求する能力は、このA-10神経のフィードバックによって増幅されます。


次にやる気が起こるシステムを図で解説します。


視床下部から甲状腺刺激ホルモン(TRH)が分泌されることでやる気が起こるのです。


目的の達成などの快感はこのA-10神経の束をドーパミンという物質が分泌され快感となります。

スポーツ選手がオリンピックで金メダルを獲るために努力する力こそ、「意欲」や「気力」の現われです。前回のオリンピックでメダルが獲れず悔しい思いをした選手が、今回のオリンピックまでの4年間努力して来た結果が「やる気」なのです。



やる気は、目的意識がハッキリしていれば、ハングリー精神や意欲、気力として表れメダルという努力したご褒美「快感」を得るためにヒトの脳は指令を出すのです。



やる気(意欲)は、ヒトの脳の視床下部が関わっております、やる気の信号は海馬(記憶を司る)と扁桃核(感情を司る)に伝えられます。そして、海馬では記憶を辿り、その目的意識などを考え、扁桃核で好き嫌いなどの判断をする「意欲」と成ります。



やはり、やる気も我々の脳で造られているのです。



このようにやる気はヒトの脳に深く関わっております。


ここで、やる気と脳に付いて説明致します。


A-10神経(神経の束)は脳幹部から前頭連
合野へと繋がっていて、思考や創造活動と快感が連動されます。

五感から入った情報は、大脳辺頭系(感覚野)で統合され側座核に情報が送られます、
そこで五感から入った情報が懐かしいとか言う判断は「海馬」で認知します。


その情報が心地よいとか判断するのは「扁桃葉」という部分です。


これらの情報から刺激を受けて「視床下部」から「脳下垂体」に指令が送られます、
同時に視床下部からA-10神経の束を経由してTRHという物質を前頭連合野へ送りそこで、「やる気」が起こるのです。



次にやる気が起きる7箇条を紹介致します。


1,「誉める」、ヒトは誉められることで快感が生まれ、やる気の素になる。
この快感はヒトの脳には最大のご褒美なのである。


2,自己意識と目的意識や目標を強く持つ。
スポーツでも、勉強でもやはり、目的意識を強く持つことで、その目標に向って努力することが「やる気に繋がる」


3,対象などを好きになる。
嫌なことや億劫なことを行ってもストレスになるだけです、ストレスはやる気を低減するだけで、やはり、対象を好きになることが大切、また、対象を楽しむこともポイントです。


4,快感を味わう。
目標達成などの達成感は快感に繋がる。この快感の継続がやる気をアップさせる。
逆に不快は、効果を下げてしまう。欲を持ってハングリー精神になることが大切である。


5,集中力を高める。
五感を総動員して対象や目的意識を高めるために集中力を高める必要がある。
やる気の物質「TRH」の分泌が促進される。


6,適度な運動を心がける。
日光浴や散歩など野外での運動などは脳を刺激して活性化させる。
運動で汗を流すことは快感にも繋がるので効果は高い。


7,十分な休息、
ストレスは、快感や集中力、意欲が低下してしまうので、リラックス状態を造る必要がある。そのためには、質の良い眠りや休息が大切である。
リラックス状態が次のやる気を生み出す。


このように7箇条を書きましたが、やはりやる気は、ハッキリとした目的意思とその目的を達成しようとする集中力などが大切です。


そして目的を達成したときに「快感」が生まれまた、次のやる気が生まれます。


五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、






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