
小金持ちの皆様にいいお知らせです。
気を引き締めて、新しい時代を生きましょう。
副島隆彦です。 今日は、2013年10月15日です。台風が次々とやって来ますが、これは自然の恵みであって、各地に水害をもたらすと怖がって嫌(いや)がってばかりいる考えは愚かである。 台風雨のなかで、びしょ濡れになってしばらく立っているといのも、身体強化の教練の健康法だと思う。私は、自分の気力、気合(きあい、anima アニマ、動物的な活力) を高めるためにそういうことを時々します。 10月1日から、アメリカ政府の政府閉鎖(ガヴァメント・シャットダウン)が始まって、アメリカ政府(米国債)のデフォールト(債務支払の不履行、破産へ)― America’s default と オバマはテレビに向かって言っていた ― が始まった。それで、世界の雰囲気が大きく変わった。 日本も馬鹿やろうの安倍晋三首相が、軌を一にして、この日に消費税の値上げを発表した。 世界は新しい段階に入った。 これで、これまで、アベノミクスで浮かれ騒いでいた、経営者、投資家、自営業者たちが、「あれ。おかしなことになってきたな」と慌てだした。 私、副島隆彦に向かって、私の本も買って読む頭のいい経営者なのだが、経営塾とかで、付き合いがあるものだから、わざと私に電話をかけてきて、 「副島先生。株(日経平均)は、一万八千円になるんだよ。2万円になると証券会社が言っていたよ」と、騒いでいた、やや愚か者たちが、しゅんとなって、今は、「なんとか、自分だけは、売り逃げたい。損をなるべく少なくして(2千万円以内)、全て株を売ってしまいたい」 と、ブルブルし始めている。 もともと、この程度の 浅知恵(あさじえ)しかない連中だ。 この私に向かって、「ええ。日本株の 第4派の大きな上げの波が始まりますよ」と、5月23日の1400円の暴落のあと、やせ我慢で言ってのけた、金融ライターも、今は、内心、恥じて、虚勢を張るしかないだろう。 それでも、この生来の人だましの、詐欺師の本性(ほんしょう)をした金融業界のハイエナどもは、次々と客をだまして、大損させても、何の恥も、自責も感じずに、ケロケロケロで、このあとも、ウソ八百の金融、経済予測を、自信たっぷりに書いてゆく。20台で習い覚えた詐欺師の病根は、一生治(なお)らない。私が、「その見方は、短慮であって、冷静な中長期の予測にはならない」とあれ程(ほど)叱って、諌(いさ)めた のに全く聞く耳を持たなかった。若い人を育てる、というのは本当に難しい。 私は、昨日、ようやく この秋の恒例の「副島隆彦の金融本」を書き上げた。9月の末から、いや、本当のことを言うと、本気になって書いたのは、10月5日からだから、10日間で書き上げた。 書名は、「帝国の逆襲 金(きん)とドルの最後の闘い」(祥伝社刊)である。11月の初めには主要な書店に並ぶだろう。 アメリカは、あと15ヶ月(一年半)は、生き延びる。 今のままズルズルと、趣向を凝らしながら、さまざまの策を弄しながら生き延びる。だから、アメリカの株と債券(国債)が、小さな暴落をするのは、来年の1月である。 今の、国家借金の債務上限(debt...