2013年1月24日木曜日


■「デジタルに対応できない記者は仕事を失う」朝日新聞 社長の新年挨拶

今朝見た、webは実に興味深かった。
朝日新聞社長の新年挨拶。

その中で、「(今の若者が)ある日突然、紙の新聞を読み始めることは期待できるでしょうか」という発信。
これは大きな意味があります。
「紙媒体にこだわるな」と言っている。
朝日新聞は「紙の新聞」の未来はないと言っていると同じです。
縮小していくメディアになることを予想して、紙の新聞にこだわるのではなく、デジタルを主流にしていくということ。

そして、「いまや世界ではビリオン、つまり10億人を超える人々がソーシャルメディアを通して、自ら情報を発信する時代です

だから、紙やデジタルと言っている場合じゃない。
締切だって、朝夕だけでなく、24時間締切。
「厳しい言い方になりますが、紙媒体に書くことだけこだわる記者は数年後には仕事がない、くらいに思っていただかなければなりません」

◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-社説リーダー
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紙にこだわっている記者には仕事がなくなる。
それくらいの覚悟を、記者に強いる。(ちょっと遅い感じもするけど)
我が国を代表する大手新聞社が、やっと動いたかって感じ。
これで地方の新聞社も目が覚めるかもしれません。(ちょっと遅い感じもするけど)

でもね、これって新聞業界だけでなく、ボクたちコンサル業界にもあるんですよ。
あるクライアントから聞いた話です。

「○○先生はソーシャルメディアに疎いから、昨年で契約解除になりました。販促に、ソーシャルメディアは欠かせないですから」

ずっとその会社でコンサルしていた人なのに・・・ソーシャルメディアに疎いから・・・
(よかった、ソーシャルメディア勉強していて)

ボクのような集客や販促のコンサルタントも、今やソーシャルメディアのアドバイスができなかったら、仕事を失う可能性がある。
ある意味、企業にとっては当たり前かもしれませんけど。

今の時代、日々変わる情報やテクニックを効率的に吸収して、それを自分の視点や価値観で発信していく。
それが必用になっているんだなと、改めて思ったわけです。




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