2013年5月18日土曜日


人は、『黄×赤』をオレンジ色と感じとっています。オレンジは空腹を感じさせ、料理を美味しく見せる色。また、時間を長く感じさせる効果もあるので、短い時間でもくつろいだ気分になりすぐに店を出たくなります。
吉野屋やロイヤルホストなど、ファーストフード店にオレンジ色が多様されるのもこのためです。
マクドナルドの消費者管理の一例としてイスの硬さをあげています。イスが硬ければ、長いあいだそこに座っていられないわけで、客は何となく去っていく。そうやって消費者を回転させている。
マクドナルドの座席が派手な赤なのは、客に長居をさせずに回転率をよくするため。(これは心理学上も、統計学上も裏がとれている話らしい)
コンビニが取り入れている心理学
GettyImagesPhoto by DAJ / amana images
コンビニのレイアウトの法則をご存じですか?入口を入ると右側に雑誌売り場→ドリンク→デザート→お弁当→そしてレジ、というのが標準的となっています。これは行動心理学に基づいており、人間は反時計回りの方向に誘導されやすいため。お弁当を買いにきた人が、色々買うように導くためのもの。
コンビニなどでは、夜でも外から目立つようにと、照明がこうこうと照らされていますが、これは外からの客引きを狙いとし、店内での照明効果は客の回転よくするため、あまり長いさせないために落ち着きを感じさせない照明効果なのです。
出典no6adv.htm
深夜に人が集まったり安心するのは集光効果といって、昔から伝わる心理効果の一つでもあるんです。虫が光に集まるのは性質ですが、人間の場合は心理的な不安を解消するために光を求めます。
回転寿司が取り入れている心理学
GettyImagesPhoto by Digital Vision. / Digital Vision
回転寿司の回転速度は秒速4cm なぜこの速度かというと、 これは、客が寿司ネタを見極めて、 手元に取るのに最適なスピードで、 客に寿司を瞬間的に、 「食べたい!」 と思わせる絶妙なタイミング。 回転寿司にも、 人の心理を考えた戦略があるんだね。
ちなみに回転寿司は心理学的経営術がある。同じネタが流れてくるのには目当てのネタを見つけやすくするため。ネタを目の前で流すことによって通常より食べたくなったり、人が選んだものが見えるから自分も頼みたくなる。さらに他者と競争心が生まれるそう。
人間の狩猟本能(目の前で動いている食べ物を見ると、目で追って、食欲を刺激されてつい手を出したくなる)に訴えているから。
ディズニーランドが取り入れている心理学
出典ameblo.jp
人がモノを買う状況(心理)を作り出す方法として、お祭りって楽しいですよね。快適に過ごしてもらっていれば、勝手にお金をあちこちで落としてくれます。ディズニーランドも、USJも、古いアトラクションを潰して、次々に新しくしていっています。このように提供すべきは、「快適な空間」なのです。
パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員だけでなく、来客のマナーも向上させることに成功している
ディズニーランド内はまっすぐの道よりも曲がりくねった道の方が多いですね。なんでも、人間の足で回ると1日では全部回りきれないようにわざと曲がりくねった道を増やしてあるのだそうです。
全部回りきれないと、「もう一度来て、今度こそ全部回ろう」という気になります。それが実は、リピーターを増やす一因となる
その他の心理学関連まとめ
▼【悪用禁止】日常生活で使える心理学
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